清潔感のある印象になりますし、腕や足を正々堂々と露出できるようになります。体毛の薄い男性を好む女性も多いので、彼女からも喜んでもらえることでしょう。しかし、ムダ毛処理をするのが良いといっても、すべての部位をツルツルにしてしまうのがいいとは限りません。部位によっては少し残しておいたほうが自然に見えることもあります。
そこで、ムダ毛のボリュームダウンに使える、ムダ毛をすいて処理する方法を3つ紹介します。
ムダ毛をすくために!すきバサミを使う処理方法
ムダ毛をすく道具として最初に紹介したいのがすきバサミです。
普通のはさみとは違って刃先も丸く、安全にムダ毛を処理できます。肌に刃が触れないため、肌荒れのリスクもありません。しかも、はさみでカットしたときより毛先が自然な印象になるのもメリットです。さりげなく毛量を減らしていくことができますよ。
使うすきバサミはヘアカット用のものでOKです。プロ用のハイクオリティなものから100円ショップで売られているお手頃なものまで、さまざまな商品があります。前髪処理などのために既に持っている人はそちらを使いましょう。使い方も手軽です。
ムダ毛の毛先をつまみ、すきバサミを2回~3回動かします。その作業を繰り返し、処理したい場所全体が好みの薄さになるまで続けます。ただしすきバサミを使った処理にはいくつかデメリットもあります。
1つ目は広い範囲に生えた毛をすくのには時間がかかることです。すきバサミでは少しずつ、丁寧にムダ毛をすいていくことになります。一気に大量のムダ毛をすくことは難しいので、処理が終わるのにそれなりの時間が必要です。広い範囲のムダ毛を処理しようとしたときには、まとまったお手入れ時間が必要になります。
2つ目は毛先の長さをそろえるのが難しいことです。つまんだ毛をはさみでカットするような形で毛をすくので、上手にやらないと毛の長さがバラバラになってしまいます。特に使い方に不慣れな最初のうちは、丁寧な作業を心がけたいものです。
3つ目は短い毛をカットするのが難しいことです。手で毛をつままないといけない分だけ短すぎる毛はカットしづらくなります。ある程度処理の間隔をあけて、毛を伸ばしてから処理するようにしましょう。
慣れれば使いやすい?すきカミソリでの処理方法
ムダ毛をすくには、すきカミソリ(すきカッター、トリマー)を使うという方法もあります。
すきカミソリはヘアコームの根本にカミソリの刃をつけたような形の製品で、コームでムダ毛をとかすだけで毛をすくことができます。こちらはムダ毛処理専用の商品も売られています。値段も安価で1,000円以下で買える商品も多いです。ネット通販やドラッグストアなどのほか、100円ショップでも手に入ります。
ムダ毛を根本から剃るカミソリとは違い、すきカミソリでは毛の長さをある程度残した状態で毛を剃っていきます。すきバサミで毛をすいたときと同じように、ツルツルになりすぎることなくムダ毛の量を減らすことができます。
すきカミソリはコームの目の粗さによって、カットできる毛の長さや減らせる毛の量が変わります。商品によっては2つ以上のコームが付いていて、自分の好みや部位に合わせて毛のすき方を調整できます。コームの幅が広い商品を選べば、広範囲に生えたムダ毛をすく作業も簡単です。
すきカミソリを使うときは、コームを肌に対してある程度寝せた状態で使います。肌との角度が水平に近づけば近づくほど毛を短くカットできます。肌に当てたコームを下から上、毛の流れに逆らうように動かし、毛をすいていきましょう。一回で毛の量が十分に減らないときは、何度か毛をすく作業を繰り返します。
すきカミソリは刃の角度によって仕上がりが変わるため、きれいに毛をすくには慣れが必要です。最初のうちは仕上がりにムラが出てしまうこともあるかもしれません。また、毛先が鋭くカットされるため、毛の長さを短くしすぎてしまうと伸びかけのときにチクチク感が出る可能性があります。
男のムダ毛に意外と使える!?バリカンを使った処理方法
一気にムダ毛をすきたいならバリカンが便利かもしれません。「ムダ毛にバリカン?」という人もいるかもしれませんが、毛量を減らすのにはかなり使える製品です。電動なので楽にムダ毛を処理できるところも好印象。
バリカンは電気シェーバーと違い、先端にコームがついているため、毛をある程度残しながら剃れるように設計されています。ちょうど普通のカミソリとすきカミソリの関係と似ていますね。
バリカンには髪専用の製品だけでなく、ムダ毛のお手入れに適したタイプも売られています。なかにはアタッチメントを交換することで毛をカットする長さを変えられたり、電気シェーバーとしても使えたりする便意な製品もあります。
バリカンでムダ毛をすくときは、まず揃えたい毛の長さに合わせてアタッチメントを選び、ムダ毛にバリカンの先端を当てて、毛の流れに逆らうように剃っていきます。電動シェーバーのようにテクニックを必要とせずに使えるため、ムダ毛をすくのが初めてという人でも比較的快適にムダ毛を処理できるはずです。
ただし、バリカンを使った処理には一応デメリットもあります。1つはすきカミソリやすきバサミ同様、短くカットしすぎるとチクチク感が出やすくなることです。これは毛をすいて処理する方法すべてに言えることですが、チクチク感を防ぐためにある程度長さを残してカットする必要があります。もう1つは音の問題です。電動バリカンを使うときは、ある程度大きな音が出ることを覚悟しなければなりません。家族にうるさがれたり隣人に苦情を言われたりしないためにも、使う時間帯には気をつける必要があります。
まとめ
男のムダ毛処理では時にやりすぎないことが求められることもあります。
全身ツルツルを目指す人もいるかもしれませんが、その一方で「ある程度毛量を減らせればそれでいい」と考える人もいます。そのあたりは個人の美意識の問題なので、好きなほうを選ぶようにしましょう。ツルツルにするのとある程度毛を残すのとでは処理方法も変わります。
自分の方向性に合った処理方法でムダ毛のお手入れをしていきたいですね。
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