男のムダ毛と言えばどこがある?どこまで処理すべきなの?

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ライフスタイルの変化などに伴い、日本でもムダ毛を気にする男性が増えてきました。

「そろそろ自分も処理しないと」と感じている人もいるでしょう。ムダ毛を処理する目的の1つは見た目の問題です。周囲の人に不快感を与えないことは男性として大切な身だしなみですよね。ただし、男性の体毛に対する反応は見る人によっても変わります。

本人の好みだけでは処理の範囲や程度を決められないところがあるのです。ムダ毛処理をするときは周囲の人からの評価を考えることも重要です。

女性が不快な想いをする?男性のムダ毛ゾーンはどこまで?

日本の女性も体毛が薄い男性を好むようになってきているといわれています。

なかには毛深い人が好きという人もいるかもしれませんが、髪の毛以外は薄いほうがよいと考える人のほうが圧倒的に多いようです。未処理のまま伸びっぱなしになっているムダ毛を見てしまうと「ワイルドで男らしい」というよりは、不潔だという印象を受けるようです。男性が女性にムダ毛のないすべすべの肌を求めることが多いように、女性にもまた男性のムダ毛が許せない人は多いのです。

海外に比べると、日本ではまだまだムダ毛の処理をしている男性が少ない傾向にあります。髭は整えているけれどボディのお手入れは手付かずという人も少なくありません。ただ、女性ウケを考えた場合、ムダ毛処理はしておいたほうがよいといえるでしょう。

それでは具体的にどこからどこまでムダ毛を処理すればよいのでしょうか。まず考えられるのが、すね毛や脇、手といった目に見える部分のムダ毛です。肌を露出する機会が多い部位のムダ毛は、当然ながら人目につきやすいと言えます。ツルツルとまではいかなくても、ある程度薄くしておいたほうが無難です。

問題なのは目に見えるところだけを処理すれば良いわけではないということです。実は、すね毛や腕など普段から見慣れたムダ毛よりも、お尻の毛やアンダーヘア、胸毛など普段は洋服に隠れている部分のムダ毛を嫌がる女性も多いという話もあるのです。いつもは服でごまかせるとはいえ、彼女とのお泊りや海水浴デートなど、女性にこれらの部位のムダ毛を見られる瞬間は確実にあります。目に見えないところも油断せずにきっちり処理すべきといえるでしょう。結局のところ、全身を隙なくムダ毛処理することが求められているのです。

男のムダ毛と言えばどこがある?どこまで処理すべきなの?

ムダ毛に対する意識!男性と女性の差はあるの?

日本の場合、一般的に女性のほうがムダ毛処理には熱心です。

脇やすねなどの部位については中学生・高校生から自己処理を始める人も多いですし、水着を着こなすためにVラインなどのお手入れにも力を入れる傾向があります。女性専用の脱毛サロンも星の数ほどありますよね。女性がムダ毛を処理するときは、基本的にツルツルを目指します。Vラインの一部と髪の毛、眉毛以外の毛についてはすべてツルツルに処理してしまいたいと考える女性も多いようです。女性のすべすべとした肌は、彼女たちの涙ぐましい努力によって作られているものなのです。

一方、男性については人によってかなり認識の差があります。ムダ毛が気になるという人も増えてきてはいますが、一度もムダ毛のお手入れをしたことがないという人も多いようです。どこまでムダ毛を処理するかという方針についても、個人のライフスタイルや趣味嗜好によって「ツルツルにしたい」という人、「モジャモジャは嫌だけどツルツルにするのも嫌だ」というタイプに分かれます。特にすね毛などについてはある程度残しておきたいと考える人が多くなる傾向があります。男らしさを残すために、あえて全処理しないという選択をする人もいるようです。

逆にスポーツをしている人では、種目によっては好成績につながったりケガのリスクをおさえたりするために、ツルツルに処理するケースもあります。

女性がカミソリなどで全身の毛をほとんどツルツルに処理してしまうのに対し、男性ではムダ毛処理をする部位やそれぞれの趣味・ライフスタイルによってムダ毛のお手入れの仕方も変わってきます。ツルツルにする、毛をすいたりカットしたりして毛の量を減らすという2つのタイプの処理方法、ムダ毛処理の際はじっくりと考えてみましょう。

徹底してツルツルは気持ち悪い?自然な見た目が一番?

ムダ毛処理は自分の満足のためにするものであると同時に、周囲からの視線を気にしてするものでもあります。

「男性は女性よりも毛が濃く生えるのは当然」という考え方もありますが、同性はともかく女性にはそれが通じない可能性もあります。女性ウケを考えるなら多少のムダ毛処理は必要です。実際、女性にモテたい、あるいは不快感を与えたくないという理由でムダ毛処理に励んでいる人も少なくないでしょう。

一般的に女性は体毛が薄い男性を好む傾向があります。それだけに男性のムダ毛処理に対して好意的な視線を向ける女性も多いようです。ただし、ムダ毛に関する好みは人によっても個人差があります。「ムダ毛は要らない、ツルツルがいい」という女性がいる一方で、「毛深いのは嫌だけど、すね毛などはある程度残しておいてほしい」とか「全身ツルツルにするのはやり過ぎ」と感じる女性もいるのです。ツルツル否定派の考えの根底には、さすがにツルツルは不自然なので受け入れられない、脱毛にこだわりすぎるのは男らしさに欠けるといった価値観があるようです。

また「彼氏がツルツルだと女性としてプレッシャーを感じる」という美容に気を遣う女性ならではの葛藤を抱えている人もいます。

男性の場合、女性とは違って部位によってはツルツルを目指さないほうがよいケースもあります。パートナーの好みにもよりますが、すね毛や腕毛、脇毛などに関しては毛を薄くする程度の処理でも「人に不快感を与えない」という目的を達成できる可能性があります。逆に胸毛やおへそ周りの毛、お尻など女性から嫌われがちな部位のムダ毛については除毛クリームやレーザー脱毛などでツルツルにしてしまってもよいかもしれません。

男のムダ毛と言えばどこがある?どこまで処理すべきなの?

まとめ

日本でも男性のムダ毛に対する視線は厳しくなりつつあります。

ムダ毛をまったく処理をしない状態で生活するというのは、エチケットという意味で難しいかもしれません。特に多くの女性にとって、濃すぎる体毛は男性としてのマイナスポイントになりえます。女性ウケしたいという願望があるなら、ある程度のムダ毛処理は必須です。

これを機にムダ毛のお手入れを習慣化し、男としての魅力に磨きをかけていきましょう。