ワイルドなだけじゃない!かっこいい男のモテ髭スタイル

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髭を毎日きれいに剃るという人もいますが、おしゃれな髭スタイルで男性らしさを表現している人もいます。

髭はただ生しっぱなしにしていると不潔に見られてしまいがちですが、きちんと手入れすればかっこよく見せることも可能です。ワイルドになりすぎることを心配する人もいるかもしれませんが、実はワイルドさを抑えた髭スタイルもあります。ここでは、どの部位にどれくらい髭を残せばかっこいいスタイルになるのか、男性のモテ髭スタイルについて解説します。

かっこいいスタイルをキープ!髭をお手入れする大切さ

個人差がありますが、髭はすぐに生えてきてしまうものです。

どんな髭スタイルにするかは個人個人の好みにもよりますが、いくらかっこいい髭スタイルに整えても、その状態をキープする方法を知らないと、すぐに崩れてしまいます。かっこいい状態をキープするためにはマメに正しいお手入れをすることが必要です。もちろん、スタイルや部位によって髭の量や長さが異なるので、お手入れの仕方も様々です。

一見無精髭に見えるようなスタイルでも、実際は伸ばしっぱなしにしているわけではなく、必要のない部分の髭は短くカットするか、剃って整えられていると、さりげないカッコよさをアピールできます。口ひげやあごひげを伸ばすときも、ある程度の長さでキープすることによって、おしゃれに見せることができます。つまり、髭はただ生えているだけでは決してかっこよく見えないのです。

髭を使ってかっこ見せるには、自分の顔にピッタリ合う髭スタイルを見つけるだけでなく、こまめに整えてそのスタイルをキープすることが大切です。キープする方法も身に着ける必要があります。

日本人に似合う髭スタイルの特徴は?

髭のスタイルには大きく分けて次の3種類があります。

・鼻の下に生やす「口髭」
童顔の人が大人に見せたいときにおすすめの髭スタイルです。残す髭の幅によって知的にも温和にも見せられるスタイルです。

・顎の下に生やす「顎髭」
多くの人に似合う髭スタイルです。残す長さや幅によって、イメージが大きく変わる分、自分に合うスタイルを探しやすいという特徴があります。

・輪郭に沿って生やす「頬髭」
顔をシャープに見せたいときにぴったりな髭スタイルです。顔が大きく見える人や、えらが張っている人におすすめです。

初心者は顎髭から始め、どのくらいの幅や長さが合うかを見極めてから、口髭や頬髭と組み合わせていくとよいでしょう。日本人には童顔で年よりも若く見られる人が多いため、口髭と顎髭を組み合わせるケースが多いようです。

また、フェイスラインに沿って頬髭を生やすようにすると、輪郭がはっきりするため、顔が大きく見えがちな日本人でも小顔に見せられます。口の周りをぐるっと囲むラウンド型や、顔全体を覆うフルフェイス型は、日本人取り入れると一見無精髭に見えがちですが、彫りが深く目鼻立ちのはっきりした外国人が取り入れるとおしゃれに見えるスタイルです。髪とのバランスや長さの調整が難しいスタイルですが、日本人でも欧米人並みに目鼻立ちがはっきりしているなら日本人でも取り入れてみてもよいかもしれません。

坊主だからこそ似合う髭スタイルとは?

頭髪は薄くなってきたのになぜか髭だけは濃くてバランスが悪いと感じている男性は案外多いかもしれません。

それなら、思い切って頭は坊主にしたうえで髭を伸ばしてみるという手もあります。髪の毛も髭も中途半端に残すと「伸びている」という印象を与えてしまいます。その点、坊主はきちんと手入れをしなければかっこいい状態をキープできないスタイルのため、清潔感を演出することに繋がります。

また、坊主にすることで、似合う髭スタイルの種類が増え、組み合わせの自由度も膨らむのです。坊主スタイル自体にはどの長さにキープするかくらいしかおしゃれの自由度がありませんが、髭を生やし髭のスタイルを変化させることでおしゃれを楽しめます。

ただし、坊主にすると頭も髭もこまめな手入れが必要になるため、最初のうちは髭の長さを短めに揃えるのがおすすめです。簡単なお手入れでもかっこよく見せられます。慣れてきたら長めに残すおしゃれを楽しんでもよいでしょう。

丸顔にぴったりの髭スタイルとは?

どんな髭のスタイルが合うかはほぼ輪郭で決まります。

ですから、丸顔なら丸顔に合った髭スタイルを選ぶ必要があります。丸顔の人は他の輪郭の人と比べると年よりも幼く見られることが多く、顔も大きく見られがちです。幼く見える点を解消するためには口髭を、顔が大きく見える点を解消するためには頬髭を上手に活用するといいでしょう。

丸顔の髭スタイルのポイントは、輪郭に影を入れて頬の面積を小さく見せること、できるだけ縦長に見えるように髭をデザインすることです。鼻下と頬から顎にかけての両方に髭を生やすことで、顔を小さく大人っぽく見せることが可能です。頬から顎にかけては髭の幅を広めに取って、影を付けたようにすると顔全体が引き締まって見えます。顎下の髭は、スクエアに残すようにすると丸みが出るのを抑えられます。逆に、丸顔の人は一部分だけ残すような髭スタイルは合いません。顔の大きさや丸みを強調することになってしまうので避けるようにしましょう。

面長に合う髭スタイルとは?

面長に合うのは、顔の長さを強調しない髭スタイルです。

口髭も顎髭もよく似合い、どちらか一方だけでも、両方を組み合わせてもかっこよく見せられるのが面長の特徴です。

ただし、口髭と顎髭を組み合わせる場合には、口髭の幅に合わせて顎髭を残すようにしてバランスを取るのがポイントです。また、面長な人が顎髭を生やす場合には、幅を狭く、長さも短く整えるのがおすすめです。顎髭が長くなると、顔の長さを強調することになるので避けた方がよいでしょう。

あえて口髭の幅や量を多くしたいときは、顎髭と組み合わせるのはやめた方が無難です。顎髭と組み合わせるなら、口髭の縦幅は狭くするようにします。口髭の縦幅を広くしたいならば、顎髭もそれに合わせて幅を広くしないとバランスが悪くなり、顔の長さを強調することになってしまいます。もみあげから頬にかけて髭を生やしたワイルドなスタイルも似合いますが、その場合には、顎下の髭の長さに注意が必要です。顎髭を短めに整えて顔を縦長に見せない工夫が必要です。

キープしやすく似合う髭スタイルを見つけよう

髭スタイルはうまく活かせば男性らしさを演出できますが、清潔感が重要なポイントになります。

無精髭はむさくるしく不潔に受け取られてしまうからです。髭スタイルをかっこよく見せるためには、日頃の手入れが欠かせません。ですから、髭をどんなスタイルにするかと共に、自力で手入れが可能かどうかを考えることも大事です。輪郭や髪型に合う髭スタイルの中から、自分でその状態をキープできるスタイルを選んでチャレンジしましょう。